母の仕事で一番難しいのが、この「見守る」ということだと思う。
つい口が出る、手が出る。
宿題を忘れる
テスト勉強をしない
朝起きない
学校は遅刻ぎりぎり
なんとかこの状況を脱却したいと躍起になる私。
気がつくと
「宿題やった?」
「テストの勉強した?」
と息子に聞いている。
こりゃあ、生活の基本から立て直さなくちゃと
“朝起きたら、ベッドメーキングをする”
“学校の宿題をきちんと連絡帳に書く”をとりあえず目標にした。
(ちなみに息子は中学生)
ところが、一日目、ベッドめちゃくちゃのまま学校へ。
連絡帳は家に置いていった。
2日目、ベッドメーキングはなんとかした。
でも、連絡帳はまた家に置きっ放し。
三日坊主どころか一日もできない。
ここですでに、私、キレました(早っ!)
「おんどりゃ~」とちゃぶ台ひっくり返して大暴れ!したいのをぐっとこらえ
「もうキミのことは知らないっ!」と壁をドンッと叩いて言い放った。
冷静になって思う。
私が間違っているんだ。
私、また彼をコントロールしようとしている。
この私の怒りは、私の言うことを聞かないことに対する怒り。つまり私のエゴなのだ。
彼の成績を心配している。
彼の将来を心配している。
母として、なんとかしなくちゃ、と思い込んでいる。
PJとのレッスンで学んだことなのに、また繰り返しているよ私。
誰もが自分を咲かせる方法を持っている。
それはみんなと違う方法かもしれない。
ゆっくり咲く花なのかもしれない。
あるいは花ではなく、美しい葉だけなのかもしれない。
なのに、今、花を咲かせなさい、と怒っているのだ。
なんと愚かな私。
必要な時がくれば、ちゃんとできるはずなんだ。
いや、できなくてもいいのかもしれない。
そこから学ぶものがあるのかもしれない。
それを信じて、見守る。それが私の仕事だったね。
彼のストーリーは、多くの章を携えた壮大なる長編小説。
NHKのドラマ「天地人」を見ていたら、和尚さんがこんなことを言っていた。
-赤子の時、歩くことを誰に教わらなくても、子は歩くことを覚えた。その時、母はなにをしていましたか?そばで見守ってあげるだけです。それと同じこと。あせらずともよい。
あー本当に。子育ては、自分育てだなとつくづく思う。
子どもは、私の中の膿を見せてくれているのだ。
人のことはいいから、自分のことに集中せいよ、ママゴン。
Recent Comments