« October 2008 | Main | December 2008 »

November 2008

November 27, 2008

笑顔で生きよう

Bookコレ、中学生の世界史の教科書。百科事典ほどの厚さがある。

読むの、大変だよね、わかるよ、グレ。だけどさ、読まないと成績上がらないでしょ…と半ば絶望的な気分で、息子と教科書を見つめる。だって、一緒に読んであげようと思っても、この量、この英語、(しかも苦手な世界史)…私まで憂鬱になってくるのよ。

でね、先日、学校で個人面談があったんだ。

「もう少しがんばらないと」とかなんとか言われるのかと思った。でも、コンピュータ上にあるテストの成績、宿題の成績、クラスワークの成績を見ながら、先生はこう言ったんだ。

「う~ん、もっとカンタンな表現の教科書に変えましょう」

えっeyeそんなことできるの?

「もちろんよ。それからCD-ROMもあげるから、コンピュータで楽しみながら勉強できるようにしましょう。あ、i-podも使うでしょ?i-pod用のソフトもあげるわ。勉強の仕方を変えるだけで、楽しくなるものよ」と。

そっか、そうなんだ。

できないものを無理やりできるようにしようとしなくていいんだ。できないものはできない。だから方法を変えましょう。そこへたどり着く方法はひとつじゃない。みんなと同じ道でなくてもいい。そう先生は言ってくれているんだね?

どうも「根性もの」で育った私は、“歯をくいしばってがんばる”精神が身についちゃっているんだなあ。そんなの窮屈で退屈だよ、って経験済みなのに、自分の子供にもそうさせようとしていたんだ。

先生は、眉間にしわを寄せることなく「これでやってみましょう」と、元気な笑顔を向けてくれた。その笑顔に励まされ、なんだかこれでうまくいきそうな気がしてきた。

そうだったね。問題がある時こそ笑顔で解決しなくちゃ、って学んだのに、また忘れていたよ。ありがとう。

| Comments (0)

November 26, 2008

パン焼き機登場

First_breadそうそう、だからね(昨日の話題の続きですが・・・)
炊飯器がないと、ニホン人といえども気楽にごはんを炊けないんじゃないかな、って思ったのよ。

でね、だからね、毎日パンを食べる家庭なら、パン焼き器があってしかるべき。それって別に贅沢品というより、もはや必需品って言ってしまってもいいんじゃないの?って自分に言い聞かせたわけ。

つまり、ごはんを食べない日はあってもパンを食べない日はないママゴン家には、パン焼き器はなくてはならないもの!

と、まあいろいろ考えた挙句、ネットでオーダーし、パパゴン日本出張の際、ブツをホテルに送りつけた。重い荷物を持って帰るのがいやだって駄々をこねるパパゴンに有無を言わせぬ戦略scissors

で、焼いてみた。手始めに、一番カンタンなbread食パンね。朝に焼きたてのパンができるよう夜にセット。すごくカンタン。ホント、炊飯器でごはん炊くくらいカンタンなんだ。

朝が待ち遠しくて5時に目がさめ、パンが出来上がるのをじっと待つ私って…coldsweats01

7時。おおお~で、できてる、できてる!この瞬間の喜びは、初めてテレビが家に来て家族全員がテレビの前に鎮座し、画面に絵が映った時の感動に似ているにちがいない。かなりプリミティブな喜びだ。

外の皮はパリパリッ、中はフワフワッ。幸せな一日の始まりだねweep

ところが、やおら起きてきた家族の反応:あ、できたの?いいんじゃない←それだけかい!!!pout


| Comments (2)

November 25, 2008

日本の味

103_1626「自分の国の食べ物を持ってくるポットラックパーティにしよう」
と、いうことで、ソニーのサッカーチーム最後のパーティは、公園にお料理持ち寄りでやることにした。

これって多民族が集まるアメリカならではの楽しみ。白人=アメリカ人じゃないからね。特にカリフォルニアはそれが顕著なんだ。だからいろいろな国の料理にもかなり寛大。

とは言え、イタリア人はラザニア、ピザ、フランス人はクロワッサン、中国人はエビのカクテル(これってチャイニーズ?)などなど、それって買ってきたよね、というものばかりなのが、なんともアメリカ的なのよ。

私はコレriceballオムスビにしました。チャレンジ精神旺盛なカリフォルニアンとはいえ、やっぱり梅干しや昆布やタラコのオムスビはムリだろう・・・と思い、ゴマ塩、青のり、のりたまご、ゆかりをトッピングに、シンプルな塩のオムスビ。

「おいしいわ~レシピをぜひe-mailで送ってheart04」と言われたんだけど、レシピと言われても…。ごはん炊いて、塩をまぶして、丸くして、トッピングをつける。ってだたそれだけのことなんですけどォcoldsweats01

あ、そうか、炊飯器ないよね?どうやってごはんを炊くか。その説明がムズカシイぞ。アメリカ人に“始め強火、中、中火、最後にパッパッ”(←コレ、まちがってます?はじめチョロチョロ、中パッパだって隣で言うんですけど・・・)なんて鍋炊きの技ができるとは到底思えないもんね。

どーしよう?サトウのごはんを教えちゃう?

| Comments (0)

November 18, 2008

ライオンの母に問う

ライオンの母は、崖から子どもを突き落としてサバイバル力をつけさせるって言うけど、崖から突き落とすタイミングを見つけるのは、難しいな、と思う。

もうそろそろいいだろう、とか、xx才なんだから当然、という思い込みは通用しない。突き落とす方の母親こそ、その直観力を試されているのかもしれない。

崖から突き落としたはいいけど、這いあがれずに気づいたら崖の下で昼寝していたって感じかなあ、ウチの息子。他のカブたちは、どんどん行っちゃったのにさあ。

アンタどーすんの?

この場合、母さんライオンはもう一度首根っこをつかんでひっぱりあげ、自立のタイミングをうかがうべきか、あるいは放っておくべきか。過保護と放任の間にある“導き”に迷う。

ライオンさん、教えてください。

| Comments (0)

November 10, 2008

口に出して言ってみる

Ginger_2「アーティストはアーティストに会わなくちゃだめなのよ」

主催者であるキヨミさんにそう言われて、ジンジャーの個展に出かけて行った。

場所は夜の(悪名高き)オークランド。アーティストって、どうしてこういう危険な地域を選ぶんだろう。夜のホンモノの倉庫街って、めっちゃコワイ(昔のNYのSOHOも然りだけど。)

一人参加の私がポツリンとしていると、ミュージシャンでスタジオのオーナー(と言うか住人)が声をかけてくれた。

「誰の友達で今日はきてくれたの?」
「Kちゃんよ、私はジーニー(って言えばよかった)」
「キミも…アート関係者かな?アーティスト?」
「えheart01ドキドキ、あの、その、アーティストです、って言いたいと思っているところなの」
「あはは、自分を表現したいと思ったらもうどんどんやればいい。このジンジャーもアーティストとして活躍する前はIT関係の仕事についていたんだよ。でも、ある日、これは私じゃないって爆発したわけさ。キミだって同じだよ。」
「そうね、いつかは私もここで個展を開けるようになるかもね」
「もちろんだよ。作品を持ってきて見せてよ」
「…ウ、ウン、まだ今はムリだけど、近いうちに絶対に!」

ウワッ!アルコール一滴もなしで、ここまで言うか私coldsweats01英語だと結構、こういうことも平気で言えちゃう自分がコワイ。

でも思った。口に出して、自分の夢は語っていくべきだって。そうすれば、どんどん実現に近づく。自分の気持ちがチューンアップされるだけじゃなく、他の人の心の中にもその気持ちがインプットされ、なにかのキッカケを作ってくれる可能性がある。“だって、地球は丸いんだもん!”(←このセリフであるグループを思い出した人は、同年代ねbleah)みんなつながっているのよ。

余談だけど、このキヨミさんは先月よしもとばななさんとハワイへ行ってきたらしい、そんな仲。PJはよしもとばななさんの友達。PJは私のメンター。ほらね、ここでもまあるくつながっている!と思った。

| Comments (2)

が~ん!こんなはずじゃあ・・・

あ、足が上がってない!
うへ~顔がタコみたい(赤くて、口がとんがっている)!
首、曲がってるし・・・

これ、私じゃないよね?
ええ、写真は載せませんけど。

この間のサンフランシスコ・マラソンの写真がメールで送られてきた。ゼッケンの番号から、ちゃんと本人が映っている写真を探し出して送ってくれるサービスなの。コピーライトの関係上、自分の写真とはいえ、勝手にブログなんかに載せるわけにはいかないようになっている…のが、ありがたい。

“颯爽とポニーテールを揺らして走る少女”がイメージだったのに、“陸に上がって死にそうなタコ”な私だなんてweep

よ~し!来年は足をあげて走るぞォ。
恐る恐る言っちゃうけど、ハーフマラソン、やるよー!
(あああああ言っちゃったcatface

| Comments (0)

November 05, 2008

予告

日系のスーパー、パン屋さん、本屋さんのレジでも、ほぼ85%くらいの割合で英語で話しかけられる。アメリカだから、英語は当たり前だから、私も相手が英語で話してくれば英語で答える。

が、愕然とするのは、次のお客には日本語で話していることだ。

なあんだ、あの人、日本語しゃべれるんじゃない、と思いつつ、なぜ私には英語なのよ?とハテナマークがうずまく。

この間、ソニーと一緒に買い物に行ったときも同様のことが起きた。以下その時の会話。

「ママ、また日本人に見られなかったね。」とソニー。
「うん、そうだね、白人と思ったのかなあ」と、とぼける私。
「・・・」
「アハハ…きっと中国人だと思ったんだよね?」
「ママさ、お化粧が濃いんじゃない?」
「えっ?そう?日系人っぽい?」
(悪気はありません、ごめんなさい日系人のみなさん)
「っていうか、わかんないけど、首の色と顔の色、ちがうじゃん」
「が~ん!そう?顔、白すぎ?塗りすぎかなあ」
「違うよ、顔が真っ黒で、首が白い!」
「ちょっと待て!顔は黒く塗ってないわい」
「じゃ、なんでそんなに黒いの?色の黒い国の人に見えるよ」
「えええええええっ?そうなの?そうなの?そうなの?」
「そうだよ」
「ソニーの鼻の穴が大きいから、アフリカ人の子供だと思って、ママもアフリカ人と思ったのかあ?」pig
(悪気はありません、ごめんなさいアフリカ人のみなさん)

と以下不毛の会話が続く。

年末に日本にちょびっと帰りますが、そんなわけでついに日本人に見えなくなるほど黒くなっておるようです。みなさん、びっくりしないでねcoldsweats01


| Comments (2)

November 04, 2008

すごいことが起きた

Sf_marathon_5前日は雨。カリフォルニアにはめずらしく一日中雨。しかもご丁寧なことに雷までthunder
でも、マラソンは雨が降ろうが槍が降ろうが決行だからね。最初からわかっているから、全然めげない。

日本にいるパパゴンから
「嵐を呼ぶ女だね。なんかすごいことが起きそうな気がする」という励ましともとれなくもないようなメールをもらい、不敵の笑みを浮かべる私。

すごくコーフンして眠れない。サマータイムが終わった最初の日だから、時計がなんだかよくわからないせいもあって、朝4時には準備完了!

準備完了だけど、出かけるには早すぎる…。外に出てみると、なんとsign01
グレーの雲の合間から、ぽっかりと頭上だけ満点の星空が見えるじゃないの!オリオン座の3つのカワイイ星がはっきりくっきり見える。

あまりの美しさに世界中の人を起こしたくなる。でも、これって私へのプレゼントだよね?・・・そこでしばしメディテーション。PJから習ったやり方で、体の中に地球のエネルギーが循環する感じ、ゆっくり深呼吸。

サンフランシスコまでの道のりは、小雨がぱらつき、夜が明けていくのに気がつかないほどの暗さだった。

現地に到着すると、またここでも駐車場の神様happy01が、にっこり微笑んでくれ、導かれるように、たったひとつだけ空いていたスポットに車を止める。

気温はたぶん10度を切っていたと思う。でも、コーフンしているから半そででOK!の私。

しかし、ゲートはこの間私が下見をしたところと全然違って(ツメがあまいんだよねえ、私って)、丘をひとつ越えた向こうにあった。っつーことは、あの時10キロ走ったと思っていたより、3キロ近くたくさん走ることになるcoldsweats01ま、しかたあるまい・・・。

マラソンって、いろいろな人が参加しているでしょう?自己タイムを更新したい人、公式記録を塗り替えたい人、完走したい人、楽しく走りたい人…。私はなんなんだろう?

楽しく完走したい、が一番近いかな。もっと言うと、“新しい自分と出会いたい”の方がより近いかな。いや、“「夢は必ずかなう」を証明したい”だな。そんな大袈裟なことは人には言えないけどさ。

当然、最初の方の列の人は自信満々の人たち。が、そんなことに考え及ばず、ノリのいい司会者にのせられて、ママゴン、前列からスタートcoldsweats01しかし、驚くスピードであれよあれよと抜かされていく。びっくりだよ。上り坂道だよ。みんなめちゃくちゃ速い!

でも、そんなこと気にしない。自分のペースでrunいいんだもん。ランランランnoteだもんね。小雨の中、走るrun走るrun走るrunゴールデンゲート・プロムナードにさしかかるころ、本当にすごいことが起きた。

Sf_marathon_rainbow虹!

息をのむ美しさ!

なんという素晴らしいギフト!

ここに走るすべての人に

ここに生きるすべての人に

祝福を与えているのだね。

この場所には来れなかったけど、心から応援してくれているパパゴンから、PJから、夢の中にいる子供たちから、それから、言葉にはならなかったけど心密かに応援してくれていた人たちから届いた「デンポーのお祝い」みたいだな、と思った。

しばらく走ると、黒人のみすぼらしいみなりをしたオジサンが、立て看板を持って立っている。

"God loves you"

それは、まるで映画のシーンの中にいるような美しい風景だった。でも、待てよ。これってデジャヴ。どこかで私、絶対見ているよ、この景色。どこだろう?

ゴールでは、司会者が私のゼッケンにある名前を呼びあげ
「オメデト、アリガト、オツカレサマデシタ」ときれいな日本語で激励してくれたので
(こういう人は、たぶん日本人のガールフレンドがいるね)
思わず、万歳をして、ハイファイブまでしてきた。

めでたし、めでたし。
タイムは平均より15分ほど早かった。自己新だと思う。
それもこれも、みんなのおかげ、星のおかげ、虹のおかげ。
ありがとう!I love you!
ありがとう!I love me!

| Comments (8)

November 01, 2008

ハロウィーンの実況中継

Delphi_houseええっと、只今、こちらはハロウィーンの真っ最中。
子どもたちはそれぞれの友達とtrick or treatに出かけ、今年も私ひとりおうちでお留守番。だって、キャンディをとりに来る子たちがいるからね。留守じゃかわいそうでしょう?

新しい家に移ってから、初めてのハロウィーンなので、はりきるつもりだったのに、バタバタしていて例年通りのちょっと中途半端なデコレーションのママゴン家。

Ghost_house前の家はすごいよ。ゴーストを連想させる音響効果を家の中から流している。庭にはお墓が3つ・・・。ガイコツがブランコで揺れているんだ。

その横の家は、前庭に出したテーブルでガイコツがお食事中。ヒエエエエエ~。お化け屋敷みたいな家がワンサカあるのよ。私も行きたいなあ。(ちょっとシンデレラの気分)そのおかげで、子どもたちがひっきりなしにくるから、けっこう忙しい。(さっきから玄関を行ったり来たりしております。)

ウチも来年はがんばるよdash
っていつも思うんだけど、デコレーションを見るとあまりに怖くて買えないんだよねえ。本当にグロなんだから!

このあと、子どもたちは友達と戻ってきて、ピザ&ムービーパーティをうちでやることになっているんだけど、私はお腹がすいちゃって、さっきから配るはずのチョコレートに手がついつい伸びる。マ、マズイ…。早く帰って来ないかなあsad

| Comments (2)

マラソン・ハイ

Marathongirl_150x1951子どもたちを学校へ送りだしたあと、サンフランシスコ・マラソンのコースを下見しに行った。と、言うより走ってみた。

なんでも形から入るタイプの私としては、新調したランニング・ウェアを着、腕にはケイタイがはいるアーム・バンドもつけた。けっこう本格的に見えて、カッコイイ私(と思うbleah)。

まずは軽~く走り出す。遠くに見えるゴールデン・ゲート・ブリッジ。目標が見えるっていいもんだね。runん?イケルよ、私。そのまま軽く走り続けられる。これってなに?いつも(いや、時々)山を走っているから、フラットなこのコースは楽チンってことなのかな。なあんだ、私ってけっこうやるなーbleahハハハ…。

しかし、折り返し地点を過ぎたあたりから、スピードが落ちはじめ、少女が颯爽と私を抜かしていく。上半身はビキニ。おへそを出して、タッタッタ…と。

これだ!私が目指しているのは!と後ろ姿を見送りながら思った。おへそにピアスはいやだけど、お腹にTatooはできる(あ、もちろんシール)よ。できるけど、ちょっとやっぱり今は諸事情によりムリだろなあcatface

そして、ふと気がついたんだ。

私、走っている。太平洋沿いをribbonポニーテールで!私って、喜多島隆さんの本(たぶん)「ロンリーランナー」に出てきた少女?! あの少女は、私の無意識の中で20年も生き続け、今ここに現実として現れている。この風景は偶然じゃない。それは、あの時、私が望んだ風景*。

エヘヘ…10キロ程度走ったくらいで大袈裟なって思う?これこそ、マラソン・ハイでしょうheart04日曜日、本番、楽しんできまーす!

*かなり80年代してますが、そこんとこ、よろしく。あまりに気になるんで、中古で取り寄せて読み直してみようと思っています。アマゾンを見たら、舞台はハワイじゃなく、LA、つまりカリフォルニアだった。まさに、私か?happy01
*注釈をつけるまでもないと思いますが、写真は本人とは一切関係ありません。

| Comments (3)

« October 2008 | Main | December 2008 »