前日は雨。カリフォルニアにはめずらしく一日中雨。しかもご丁寧なことに雷まで
でも、マラソンは雨が降ろうが槍が降ろうが決行だからね。最初からわかっているから、全然めげない。
日本にいるパパゴンから
「嵐を呼ぶ女だね。なんかすごいことが起きそうな気がする」という励ましともとれなくもないようなメールをもらい、不敵の笑みを浮かべる私。
すごくコーフンして眠れない。サマータイムが終わった最初の日だから、時計がなんだかよくわからないせいもあって、朝4時には準備完了!
準備完了だけど、出かけるには早すぎる…。外に出てみると、なんと
グレーの雲の合間から、ぽっかりと頭上だけ満点の星空が見えるじゃないの!オリオン座の3つのカワイイ星がはっきりくっきり見える。
あまりの美しさに世界中の人を起こしたくなる。でも、これって私へのプレゼントだよね?・・・そこでしばしメディテーション。PJから習ったやり方で、体の中に地球のエネルギーが循環する感じ、ゆっくり深呼吸。
サンフランシスコまでの道のりは、小雨がぱらつき、夜が明けていくのに気がつかないほどの暗さだった。
現地に到着すると、またここでも駐車場の神様
が、にっこり微笑んでくれ、導かれるように、たったひとつだけ空いていたスポットに車を止める。
気温はたぶん10度を切っていたと思う。でも、コーフンしているから半そででOK!の私。
しかし、ゲートはこの間私が下見をしたところと全然違って(ツメがあまいんだよねえ、私って)、丘をひとつ越えた向こうにあった。っつーことは、あの時10キロ走ったと思っていたより、3キロ近くたくさん走ることになる
ま、しかたあるまい・・・。
マラソンって、いろいろな人が参加しているでしょう?自己タイムを更新したい人、公式記録を塗り替えたい人、完走したい人、楽しく走りたい人…。私はなんなんだろう?
楽しく完走したい、が一番近いかな。もっと言うと、“新しい自分と出会いたい”の方がより近いかな。いや、“「夢は必ずかなう」を証明したい”だな。そんな大袈裟なことは人には言えないけどさ。
当然、最初の方の列の人は自信満々の人たち。が、そんなことに考え及ばず、ノリのいい司会者にのせられて、ママゴン、前列からスタート
しかし、驚くスピードであれよあれよと抜かされていく。びっくりだよ。上り坂道だよ。みんなめちゃくちゃ速い!
でも、そんなこと気にしない。自分のペースで
いいんだもん。ランランラン
だもんね。小雨の中、走る
走る
走る
ゴールデンゲート・プロムナードにさしかかるころ、本当にすごいことが起きた。
虹!
息をのむ美しさ!
なんという素晴らしいギフト!
ここに走るすべての人に
ここに生きるすべての人に
祝福を与えているのだね。
この場所には来れなかったけど、心から応援してくれているパパゴンから、PJから、夢の中にいる子供たちから、それから、言葉にはならなかったけど心密かに応援してくれていた人たちから届いた「デンポーのお祝い」みたいだな、と思った。
しばらく走ると、黒人のみすぼらしいみなりをしたオジサンが、立て看板を持って立っている。
"God loves you"
それは、まるで映画のシーンの中にいるような美しい風景だった。でも、待てよ。これってデジャヴ。どこかで私、絶対見ているよ、この景色。どこだろう?
ゴールでは、司会者が私のゼッケンにある名前を呼びあげ
「オメデト、アリガト、オツカレサマデシタ」ときれいな日本語で激励してくれたので
(こういう人は、たぶん日本人のガールフレンドがいるね)
思わず、万歳をして、ハイファイブまでしてきた。
めでたし、めでたし。
タイムは平均より15分ほど早かった。自己新だと思う。
それもこれも、みんなのおかげ、星のおかげ、虹のおかげ。
ありがとう!I love you!
ありがとう!I love me!
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