講習は、本当にコメディだったよ
行ってきましたよ。 『信号無視しちゃったみたい』で書いたとおり、交通違反のポイントを抹消してもらい、保険に影響が出ないようにするために、8時間の講習を受けに、ね。
ピザ4U(フォーユー)コメディアンズ
グレイト・コメディアン・トラフィック・スクール
ファン&チープコメディ・スクール
ラッキー・ブレイキ・トラフィック・スクール
カリフォルニア・ドライビング・スクール
と、まあ、意味不明な名前から、まっとうすぎる名前まで、100個以上の学校の名前が並ぶ。その中からひとつ選ぶなんて大変だなあ・・・と思ったけれど、片っ端から電話してみてわかった。だいたいみんな同じなんだ。
「ようこそ、xxxxxトラフィックスクールへ。わが校の講習は、大変おもしろく、楽しく、8時間の講習もまったく眠たくならずに過ごせます。わかりやすいカラフルなグラフィックをたくさん用い、映画やテレビ番組も多数用意しております。ランチには、無料ピザに無料のお飲み物もお楽しみいただけますよ。最後に行われるテストも100%合格を保証いたします。さて、予約はいつにいたしますか?」
と、早口に一気にまくしたてる。あまりにマニュアルどおりなので、最初はテープかと思ったくらいだ。希望の日程がとれないので「ちょっと他をあたってみます」なんて言おうものなら
「とりあえず、ご予約だけでもしてください。あとからキャンセルもできますから。1秒ごとに予約が埋まっていってしまっているんですよ。いつにしますか?」とすごい迫力だ。
結局、どれでもよかったんだけど、【ピザ4U(フォーユー)コメディアンズ】というお気楽そうな名前の学校をえらんだ。交通違反者のブルーな気持ちを少しでも和らげてあげようという優しい心遣いを感じる名前じゃないの、ねえ?
クラスは全部で30人。講師は、そうねえ、児玉清か、明石家さんまかと聞かれれば、さんまっぽいかなあ。名前もDNAなんて変てこな名前だったしね。それにしたって8時間、よくこの人しゃべったよ。
広告に偽りなしで、まったく眠くならず、楽しい授業だったことにもビックリした。
「遅い車を追い越す時は、視界がよくきくところで、シグナルをきちんと出してから」なんて当たり前のことも、「でもLA(ロスアンジェルス)では、よっぽど注意しないと危ないですよ。前の運転手がライフルを持ってないかどうか確認してからにしましょう」なんてオマケを付けたり。
「6歳以下の子どもを助手席に乗せたり、シートベルトをつけさせないと、罰せられます。さて、最近、赤ちゃんをひざの上にのせたまま車を走らせて捕まった有名人がいましたね。さて、誰でしょう?」(答えは、ブリトニー)なんてクイズもしちゃったり。
受講者ひとりひとりにも、色々な質問をするから、受講者の人となりもだんだんにわかってきて、仲間意識まで芽生えてくるから不思議だ。だから最後はチームにわかれて、クイズ大会をした時なんか、すっごい盛り上がったぞ。
アメリカ人の「嫌なことは、楽しくやろう」のこの発想はすごいと思う。どうせやるなら、楽しい方がいいに決まっているもんね。
そういえば、この夏、日本で運転免許期限切れで更新に行った時に受けた講習と比べてみよ!あれこそ、まるでお通夜みたいだった。悲惨な事故のビデオと、単調で一方的な講師の説教を約2時間。あーやだやだ。もう2度と行きたくないし、あの講師のオジサンの顔も見たくないわ。あ、そうか、そう思わせるための手段なのか、だとしたら、大成功。日本の方がウワテかな?


Comments
ピザ屋さんみたいな、教習学校?!
日本人って静かなのが好きなんだろうか?
暗くておとなしい??
馬力がないのかな?
自分を考えてみても、
盛り上がれるんだけれど
力尽きてしまうという感じ。
表情もほとんど変化なし。
キャルさんが夏に行かれた日本の運転免許試験場の様子も見事に言い表しているのが凄いというか、そうなんですよねぇ~・・・
Posted by: Aquico | October 26, 2006 at 03:00 PM
Aquicoさん ピザ屋さんみたいな教習学校ではなく、コメディ・クラブのような教習学校でした。場所もホテルだったし。でも、36㌦(4000円)。どっちにしても痛タタタタ。
Posted by: mamagon | October 28, 2006 at 02:30 AM